「スローフード運動」
「ファストフード」とは対照的な言葉であります。
1986年夏、イタリアのとある田舎町で偉大な革命運動が始まりました。それがなずけて「スローフード運動」であります。
とにかく、せっかちになった人間社会において、ゆとりを取り戻そうという運動であり、消えつつある郷土料理や質の高い食生活を継承していこうとするものです。そして親子揃って一家団欒のなかで、話し合い語り合いながらコミュニケーションを図ることが必要ではないかということです。ゆっくりと時間をかけて作った手作りの家庭料理は母親の味として、子供に伝承されていくことが「食育」であります。
そして、質の高い美味しい食品をこつこつと作る人々や、その土地ごとに残る伝統的料理を守ろうとする人々を応援していこうとする願望が「スローフード運動」の形となって誕生したものと考えられます。
私たちは日本古来の伝統ある文化と生活空間にある「ゆとりの大切さ」を取り戻すことが、社会のあらゆる局面においていかに大切なことであるか、それがまた人間性の回復につながり、心を癒すものになると考えます。私たちはこれまで、毎日漫然として口に運んでいたものを、もう一度じっくりと見つめなおして、滋養の活力の元を通じて、自分と自然との関係を問い直していきたいものと「スローフード運動」は、勧められています。
そして、その側に無くてはならないのが、日本茶の効用ではないでしょうか。
|
|